綾部体験記  2002年8月9日(金)

サンクチュアリ出版・新潟営業の西田卓司と一緒に、京都の綾部に行って来ました。

京都から電車で更に1時間半ぐらいの所に綾部はありました。

ここで塩見直紀さんと出会いました。

塩見さんは『半農半×』というライフスタイルを提唱しています。

僕はこのライフスタイルをすぐに理解しました。僕がやりたいライフスタイルだったからです。

田畑を耕し、残りの時間はデザインの仕事をする。

うまい物を喰い、うまい酒を呑み、うまい空気を吸い、自由な創作活動をする。

人間本来のライフスタイルで生きる。

そんなことを思い描いていました。

それがまさに『半農半×』でした。

そして僕は廃校に興味を持っていました。

廃校があれば、運動場の半分を耕し、体育館でバスケやライブをし、教室はそれぞれの工房・アトリエとする。

少し話はずれるが、山崎まさよし主演の「月とキャベツ」では、主人公のハナビが廃校に住み、畑ではキャベツを栽培し、キャベツばっかり喰っているという、そんな映像が飛び込んでくる。

これはいいなと思った。

教室が自分の部屋になったら面白いなと思った。

綾部では廃校を利用した、『里山ねっと・あやべ』を見せて頂いた。

保健室は心を治療する場となり、図書館になっていた。

体育館も程良い大きさ。

放送室として使われていた部屋などが、僕の胸を高鳴らせる。

現在の活動状況や、村が抱える問題なども聞かせてもらった。

そして、さらに素晴らしい廃校があると言うので、車で約1時間半離れた福井県小浜にある『風音』(写真)に連れて行っていただいた。

福井県に足を踏み入れるのはおそらく初めての事。

予想外の展開に僕は驚きを隠せなかった。

山の中にある廃校は姿を変え、お洒落なカフェギャラリーとなっていた。

このお洒落さがまた半端じゃない!

ジャズがゆっくりと上品に流れる店内には、至る所に作品が並べられ、売られている。

また、木工工房も併設されていた。

至る所に学校だった面影を残しつつも、全く別の空間として生まれ変わっていた。

カレーは絶品でした!

ここで、手頃な値段のパーカッションを見つけました。

最近ずっと探していたので即購入!

値段の割に良い音します!

いろいろ参考になった綾部の旅(他火)、ここでは書き切れません。

徐々によろピク村の構想をまとめたいと思います。

目次