好きな仕事につく方法

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好きな仕事につく方法、その1

はじめは自分がどんな仕事をしたいかなんてわからない。

わかっている人はこの続きを読む必要はない。

夢はパイロットやウルトラマン、仮面ライダーなんて平気で言うのが子供の頃。

女の子の方が看護婦さんや先生、お菓子屋さんなんて現実味のある夢を言っていたな。

私は子供の頃から高校ぐらいまで漫画家になろうと思っていた。

ひとりで出来そうだし、金持ちになれると思っていた。

アニメになったりいろんなグッズが売られて、

子供達に夢をあたえているような感じが好きだった。

しかし現実はそうはいかない。

高校3年生になると嫌でも将来のことを考えなくてはいけなくなる。

この頃から「仕事」というものについて考え始める。

自分はどんな仕事に就きたいのか、

どんな仕事ができるのか、

どんな仕事があるのか、

大学にいくのか・・・さあ、どうする?

選択肢が無数に広がる。

友だちの進路も気になる。

自分と比較してみる。

そして迷う。

誰でも少なからず経験することだろう。

好きな仕事に就くために、まず一つ目は大いに迷うことである!

迷っているうちに

いろんなものを見て、

いろんな話しを聞いて、

いろんな人と出会って、

いろんな経験をする。

好きな仕事に就くために、二つ目はいろんな経験をすることである!

いろんな経験をするうちに具体的に自分がどんな仕事が好きなのか、うっすらと見えてくる。

そこそこ社会がどうなっているのかもわかってくる。

私の場合もっとも重要だったのがどんな環境で仕事をするかだった。

いくつかの会社を渡り歩いて一番感じたのが、時間に拘束されるということだった。

思えば、学校と言うところに通い出してからずーっと時間に拘束されつづけている訳である。

通勤もめんどうだ。

通勤ラッシュなんて確実に早死にしそうだ。

会社に行けば自由もなく、これじゃ養鶏場のニワトリと一緒だ。

何一つ自分の思い通りにはならないぜ!

たとえ好きな職種だとしても、それは好きな仕事にはならない。

好きな仕事に就くために、三つ目は自分の好きな環境を知ることである!

つづく・・・

2001年10月24日(水)

好きな仕事につく方法、その2

さて、この章では仕事について嫌だと思った事を書こう。

まずなんと言っても人間関係だろう。

好きな仕事であっても人間関係が最悪であれば、すぐにでも辞めたくなる。

逆に言うと、好きじゃない仕事でも人間関係がよければ、そこから仕事のおもしろさがわかっていき結果として長続きして一生の仕事となる場合もある。

嫌な人間関係では成長を妨げるのでよりよい職場を探そう。

あなたの成長を考えていない会社は、結果として企業全体の成長を妨げる事になる。

もしも社長さんや会社役員さんがこれを読んでいるなら肝に銘じて欲しい。

趣味の時間を持てないほど忙しい職場はやめておこう。

自分の自由になる時間がない事ほど悲しい事はない。

寝て食べて仕事をするだけの人生に何の意味があるだろうか?

どんなに充実した好きな仕事でも必ず自由な時間を持とう。

そこから仕事のアイデアが生まれたり、視野が広くなったりする。

お金を稼ぐ事だけが『豊か』ではない。

たまには家族や友達と食事をしたり旅行をしたり、ホームページの更新をしたりする時間を持つ事。

それこそ『豊かさ』である。

しかし、それを楽しむだけのお金を稼ぐ事も大事だ。

それは個人の価値観によって大小があるから、仕事と趣味の時間のバランスが大事だ。

人間関係が最悪で無駄に忙しい職場で働いている人は、すぐにでも転職を考えよう。

つづく・・・

2001年11月13日(火)

好きな仕事につく方法、その3

久しぶりにこのシリーズを語ります。

おさらいをしてみよう。

その1では、おおいに迷い、いろんな経験をし、自分の好きな環境を知ること。

その2では、人間関係について語った。

その3では、自分のポジションについて話そう。

自分の居場所、自分が心地よいと思うポジション。

そこを探り当ててこそ自分の力が発揮できる。

気持ちいいポイントはそう多くない。

自分がおおいに活躍できる場所を探そう。

UFOキャッチャーに例えるとよくわかる。

最近はいろんなタイプのものがあるが、初めてやるタイプのゲームは操作の仕方や取るコツがわからず迷ってしまう。

そこで、上手な人がやっているのを見てコツをつかみ、自分でやってみると、いとも簡単取れてしまう事がある。

仕事も同じである。

いろんなやり方、いろんな環境でやっている人の仕事を見てみよう。

そこでいろんなスタイルを知り、コツをつかみ、やがて自分のやり方に変えていく。

何か違うな?と感じたり、失敗したりしても、またほかの人の仕事ぶりを見て参考にし、自分でやってみるといいだろう。

そうしているうちに必ず自分のポジションが見つかるはずだ。

自分がおおいに活躍できるというポジションこそ、あなたの居場所である。

あなたの居場所はあなた自身で探すものである。

つづく・・・

2002年5月21日(火)

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