終焉


キングク・リムゾンの「I Talk to the Wind」をイヤホンから垂れ流しながらバイクを北に走らせる

風に語りかけても すべてはかき消される
自分自身を見失わないように ただ北に向かって走り続けるだけだ

メリーカップで目を回した
ジェットコースターは実はちょっと怖かった
野外劇場は人でいっぱいだった
フライドポテトを食べながら歩いた
散歩道の日向ぼっこだった
空がオレンジ色になった
閉園時間のアナウンスが流れた
ちょっと切なくなった
でも僕らはとにかく楽しんだ

お迎えがやってきた
そして穏やかな気持ちで目を閉じた
『人生遊園地』では開園時間から閉園時間まで
とにかく楽しむだけだ

人は生まれてきますが、死んでいきます
また人の手によって生まれた物も場所も
いつかは無くなってしまうものなのでしょうか
無くなってしまうものなのでしょう
無くなってしまうからこそ、心に強く残るのです

遠い未来には地球もなくなるのでしょうか

木に語りかけるその子は 月明かりで踊る
山の向こうに日が昇るのを待っている

花に語りかけるその子は 寂しいと訴える
闇の奥で光が見えるのを待っている

私にとって生きる意味さえ無意味だ
そこに意味を求めてもすべては泡となる

人生とは 魂とは 何なのだろう?
私は何故あなたではないのだろう?
私は何故私なのだろう?
今もまだわからないよ

いつか終焉を迎えるのだろうけど 今は脈々と命が騒いでいるよ


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